異常検知について
この本を読みました。
- 作者: 井手剛
- 出版社/メーカー: コロナ社
- 発売日: 2015/02/19
- メディア: 単行本
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いろんな場合でどんな手法があるかが書いてあるので、とても整理されています。
まとめると、
- 1次元で山がひとつの異常検知:ガンマ分布で異常度を計算する
- 多次元または山が複数ある異常検知:クラスタリング
- 不要な次元を含むデータからの異常検知:主成分分析による異常検知
- 目的変数のある異常検知:リッジ回帰
- 周期のわかる時系列データの異常検知:自己回帰モデル
- 周期のわからない時系列データの異常検知:部分状態空間モデル
って感じです。
多くの場合は、クラスタリングと主成分分析異常検知でまかなえます。
時系列異常検知のできる部分状態空間モデルは魅力的ですが、本によるとRのパッケージは充実してないみたい。要調査。