生存時間解析のハザード比についてメモ
教科書
- 作者: 大橋靖雄,浜田知久馬
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1995/04
- メディア: 単行本
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P21 ハザードでa倍のリスクの上昇は生存関数ではa乗の形で効いてくることがわかる。(中略)例えば時点tにおける元の生存関数の値を0.8とすると、ハザードが2倍になると生存関数は0.64となり、ハザードが4倍になると0.41になる。ハザードが2倍というと随分リスクが上がったような印象を受けるが、生存関数では0.8が0.64になる。
例:ACTS-GC
http://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa072252
- A群の5年生存率→0.7
- B群の5年生存率→0.8
- (Cox回帰による)A群とB群のハザード比→0.68
0.7^0.68=0.78(=0.8)